FC2BBS

栄えないね…
切ないですが、運命です…

そろそろ休止するかもしれません

最近、自分のBBSが自分のBBSじゃないような気がする。

…以上ミッチーのつぶやきでした。

自分の適当な解釈をここに書いてみたいと思います。
さて、科挙が書いたあの文章では、私、彼、師匠、詐欺師という4人が主な登場人物である。
まず、「師匠」であるが、これは「私」と「彼」の慕っている人物であり、嫌悪の対象でもあったが、それでは「師匠」とはいったい誰なのか。
同じような経験をした人と作中で書かれているように、「師匠」もまた「私」と「彼」のような関係を持つ人がいたのだ。
そして「師匠」は、その人を失った。
しかし、「師匠」は飄々と生きている。
ここで、「私」の「師匠」への憧れが書かれている。
その憧れとはいったい何なのか。
冒頭で「私」は自分の存在を示すのに必要なものとして「彼」を定義していた。
ここから、飄々と生きる「師匠」は、いわゆる「彼」の存在なしに自分をいう存在を示せているのである。
「私」は「師匠」のそんなところに憧れを抱いたのではないか。

実のところ、ここまで書いておいて「師匠」と「詐欺師」が何のためにこの作品に登場したのかがよく分かっていない。
別にこの二人がいなくともこの文章は成立するし、結局のところ、「私」＝「彼」という関係が成り立ち、「彼」は私の嫌なところを投射したものであると考えられることより、わざわざこんなお題で書く必要は全くないと言っていいほどないのである。

結局、第一段階とは何なのか。
最後のパソコンは本当に、ただお題を消化するためだけに使われたものなのか。
師匠・詐欺師とは一体何なのか。
そして、科挙はこの文章を通じて何を我々に伝えたかったのか。
などと多くの疑問が残るが、ひとまず考察はここまでにしておこうと思う。

タイトルはなかなか良かったと思うのだが……。


それでは

感想ありがとう。

さて、では考察への返答を。あなたに「最低の出来」といった通り自己満足に過ぎませんが、割と気に入ってはいるので。

さて、まずは「詐欺師」の存在です。
そもそも段落が変わるまでのこの「私」の独白は、「彼」を殺して（不覚にも）茫然自失をしている間の回想です。
この時「私」は「彼」を殺していることをはっきりとは認識していませんので、「彼」という「私」の存在意義はまだ「私」の中では生きています。
↑
前文に関しては、ちゃちな例を申し上げれば、
「結構重要なプリントを期限の日に持ってこなかったと気づいたときの一瞬の呆け」
のようなものです。

つまり、そこで「彼」との「戦い」を（認識していなくても先刻まで行っていたのですから）激化させる原因足り得た「詐欺師」がこの回想で登場するわけです。

ついで「師匠」ですが、これは「私」と「彼」の間で「戦い」を起こさせる装置です。
確かに「私」と「彼」は互いを憎みあっていますが、（これは私に偏見があることは承知で言いますが）憎しみという感情はとても疲れる感情です。
内心に秘めた負の感情を少なくとも十年保つのは至難の技といえます。
「師匠」はそれを解消するべく出てきた装置です。

ついで「第一段階」というやつ。
「私」は結局失敗する訳ですが、この後に「私」が本来やるべきことは
その2.持ちえた自分の存在意義を保つ。
その3.その意義を「私」と同調させる。

上の二つは最低「師匠」の実験は成功とは呼べません。
これは私の想像ですが、「師匠」が「私」か「彼」を自分と同じ存在にさせるのは何らかの理由があったのことでしょう。よって
その4.「師匠」の思惑通りに「私」を動かす。
これがあって、理想的な成功といえるでしょう。
よって、「私」が「彼」を殺すのはその第一段階に過ぎません。

あ、パソコンに関してはなにも申し伝え出来ません。師匠の実験にそこそこの壮大さを出すため、というのが精々です。

さて、この文章を読むに当たって蓑坂は重大な勘違いをしております。
「私」=「彼」というやつです。
勿論伝えきれない私の文章構成力の低さが災いしているのですが、これは少し訂正をせねばなりません。
そもそも「私」と「彼」は別人です。
肉体的にも、「精神的」にもです。
これは結構単純な話で、

「自分」の存在意義が「自分」というのは破綻している循環論法だからです。

そもそも存在意義というのは言葉の通り、何かが存在をするための大義名分です。
「自分」を支えるものが「自分」なのだとしたら「自分」が存在をするために「自分」が存在しなくてはなりません。
勿論、拙い人間という種ですから「精神に宿っているものを認識できていない」ということも十二分に考えられますが、そんなものは「お話」のオチとしてはいかがなものだろう、と私には感じられます。
存在意義というのは、その人の持っているステータス、価値です。なのに、自分の嫌なものが投影されているものが自分の価値だなんてのは失礼な話、爆笑モノです。自分が憎む全てが自分の価値だなんて、そんな馬鹿な。

最後に関しては、ひどく失礼なことを言っているのは承知です。しかし、ここは何があっても譲れない。「私」と「彼」は別人でなくてはなりません。

長々と失礼。科挙でした。

歌手と歌い手さんは一緒だよね？
歌い手というお題は、僕以外にはかなり難しいと思ったので歌手にしました。
歌手にしてもかなり難しい。
多分、これまでの三題の中で一番難しいと思います。
いや、案外簡単か。
まあ、そこは個人差がありますよね。

報告でしたー

何かまた微妙な……。

三題です。
何か微妙です。
何が悪いのでしょうか？
とにかく、僕の目指していたものと少し違う気がする……。

まぁ、あの鬼畜なお題でよくここまで書けたなとは思いますが……。

皆の温かい感想をお待ちしております。

それではー

あ、ごめんね。

かなり古いスレが上がってて驚かれた方もいるでしょう。
皆がいるからつい……。
あのスレ奇跡だよ。
皆いるよ。
すごいなーと思って……。

ごめんなさい。

三題書くの楽しいね！

それでは

もう嫌だ。
現実なんてどうせ……。

はい。
蓑坂です。
三題……。
michiyaさんのいいよね。
やっぱり好きなんだよなー。
うーん。
経験の差か。
何か書こう……。

科挙。
三題書けーい。
あ、数学のテストどうだった？

加貝さん。
宿題終わった？
終わったら書いてね。
楽しみにしてます。

それではー

始めまして。飛龍です。
その内、誰だか分かってくると思います…。

あかねんwさん、ようこそおいでくださいましたっ！
ありがとうございます…最近BBSが寂れていて…（ぐすん）
コメント、よろしくお願いしますね〜。
本当、ありがとうございましたー。

飛竜さん、お久しぶりです。
あれ？前にBBSで会ったのはいつだったか…。
音楽データはファイルに入れておきましたので。
よろしくです。

どなたか存じてはおりませんが、宜しく御願い致します、あかねんさん。科挙（かきょ）と申します。飛龍同様何時かは気付かれるでしょう、私のことは。（Michiya含む我々と同じ学校なら。）我々の知らない範囲でのMichiyaの知り合いでしたらすみません。

では、ぼちぼちこれくらいで。

どうも、こんにちは(時間的にはこんばんはだけど)嶺奈(れいな)です。
はじめまして。上二人同様、同じ学校でしたらお気づきになるかもしれません。
気づいたときは…まぁ、生温かい視線でも送っておいてください(笑)

意外と身近にいるものなんですけどねぇ。
結構話してますよ？
と思うんですが…。
皆さん、あまり気にせずどんどんスレ立てして、どんどん書き込んでいってくださいねー。

久しぶりに書き込み〜。
ホンット久しぶりだ・・・

あかねんさん、此処では初めまして。
僕は貴女のことを一方的に存じ上げていますが、
まぁ、誰かは察してください（笑
では、此方でもよろしくです。


あ、あと今更ながら嶺奈さんが誰かわかりましたよー

あれ？そうなんですか。
こちらは紫苑さんをなんとなく分かってますが確信が今ひとつありません(笑)
なにか確証が持てればいいのですがね(汗)

まぁ誰かっていう特定はしなくてもいいかなーとは思いますよ？
意外と皆さんが考察してるのが面白いですので。（←酷い）
皆さん、これからも書き込み、よろしくお願いしまーす。

全く考察してませんが…。
↑気にはなるけど、分からなかったら分からなくても良いと思っているので…。

関係ないけど、Michiya、「飛竜」ではなく「飛龍」だよ。
旧字体でめんどくさいかも知れないけど、間違わないで。
常日頃、名前を書かれる時、呼ばれる時に間違われてるけどね…(泣)。

…最近過疎化していたので、まさかの書き込みに驚きです。
飛龍さん、こんにちは。
すみません、変換するのを間違えていたようです。
どっちかというと龍より竜をよく使うので…。
ごめんなさいです。
ちなみに上の言葉は殆ど嶺奈さんに向けていったようなものですよ（笑）
お気になさらず。

久々に書き込んでみる。
あかねんｗさん、どなたかは存じ上げておりませんが、よろしくお願いします。
と一カ月以上前の記事にマジレス。←

BBSの色合いがまさかでした(ｳﾙｻｲ

…この色合い、駄目だったでしょうか…。
いや、なんとなく、綺麗だし、いいかなーと思ったんですが…。

…誰か、新しいものを上げて欲しい…。（と、ひとりごちてみる）

すごいな。
皆大集合じゃないか。
僕も記念に……。

ま、書くこと無いんだけどね。
記念だよ、記念。

それでは

僭越ながら私も蓑坂のをパクってみます。
ほんとに書く事ねえな。
あ、蓑坂小説良かったよ。それだけ。

何の話か全く見えません。
もしかして三題かと思って覗いてみましたが更新されていませんし、全く訳がわかりません。
詳細プリーズ。

あれ？
科挙に渡してたはず……。
三題なんだけど、諸事情によりアップできないから科挙に渡したんだけど……。
あれれ？
おかしいなー。
科挙のキャンプに持って行ったバッグ探してみて。
無かったら朗読してもらって。

それでは

あの馬鹿は今オープンキャンパスで遠出してるからもうちょいかかると思いまっせ。
呼んだら感想書くけんしばらく待っといて～。

おｋです。
しっかし、あの科挙の野郎。
ちゃんと渡しといてねって言ったのに……。

科挙の「俺読んでない」という一言で今まで蓑坂の新作を読んでいません。
すみません、でもこれは俺のせいじゃないは…ず？ですよね？
蓑坂からも文句言っといてください。
頼みました。

頼まれました。

おいこらかきょ。
かかいさんにもちゃんとみせろ。
さまないとしょうちしないぞ。

はい、出来た。

三題書けよ。
折角お題あげたのに。
え？既存のお題で書け？
無理無理。
僕小説書けなーい。

さよならー

両方面白かったよ。蓑坂。さすが。
三題は夏休みの宿題がけりついてからで。
一応八月中には書く予定。
ではでは

そこは自重しようよ…。
いきなり文句を言ってみた加貝です。
こっから三日間書き込み無いんですよね。
寂しいねぇ。

というわけで蓑坂には三題期待している。
私は…精進します。

三題何それおいしいの？
ねぇ、おいしいの？

と、いうことで蓑坂です。
オフ会乙です。
行きたかった…………。
まあ、次はいけるのでいいですよ。
いいもーん。
寂しくなんかないもん。

さて、冒頭にも書いた三題のことですが、諸事情により上げることができません。
いつか上がるかもしれませんが……。
上がらないよう、きちんと推敲したいと思います。
なので、紙に印刷したもので許してください。
お題は、簪、蝋燭、チョコレートです。

科挙にいつか渡しておくので、加貝さん、奪い取ってください。
手段はお任せします。

それでは

あーあ。
人が来ないなー。
本当に。
何でこんなに来ないんだろうね。
僕にはさっぱり分かりませんが。
科挙（笑）って書いたのがいけなかったのかな？
まあ、関係無いよね。

書くことねぇな。

それではー
SARU返しやがれ

人が来ないのは当たり前田のクラッカーですよ、はい。
さっぱり分からない…。
僕も理由が分かりません。
結構前は飛龍さんとか遊びにきてくれてたのにぃ！！
何だろう…切ないですね。

全くですねー。
前（僕が来る前）はもっと人がいたようにも見えますが……？
過去レスより。
非硫酸も来ないですしねー。
科挙はROMってるだけらしいんですが、書き込んで欲しいですよね。
加貝さんも最近来ないし……。
何でしょうね。
僕が三題書かないからかな？
関係ないね。

ここの過疎地域登録脱出を願っております。
それではー

何を書けばいいのか分からないんですよね～。
蓑坂書こう。
そんなことは置いておいて、もう八月入っちゃったねぇ。
宿題どうしよっかな？
どうでもいいか♪

Michiyaさんは某掲示板にも最近来てませんね。
飛龍さんとかいつだ？最後に書いたの？
こっちでは俺は見たこと無いかもしれない…。

前から思っていたんですが…掲示板で一人称俺っていいの？
…いや、今更っちゃあ今更何ですがね？
ちょっと聞いてみたいと思います。

ちなみにお題出してみました。
科挙にすごいブツブツ言われましたよ。
皆頑張って書いてみてください。

え、僕、掲示板に来てますよ。
見るだけ見て、忙しいので書き込んでおりませぬ。
二次小説を書くので忙しいとか言って置きます。

お題、全くやっていませんが…。
夏休み！夏休みになったらやろうと思っております。
…出来るかどうかは微妙ですが。

…俺のメッセージは以上である。

ニコニコに入るんですね分かります。
書くけど……めんどくさ(ry

いやね。
今は、夏休み中にやる者的なプリントに書いてあった小説を書いていると見せかけて、何もやって無いようでやっぱり人には言わないけど小説？を書いてみたりと大忙し（笑）なんですね。
時間があったら、ニコニコ行く前に1つずつ書いてくことにするよ。
分かったよ。
書きゃいいんだろ書きゃ。
てか、七夕企画もやったのに……。

それでは

…まぁ人が来ないのはいつものことですから～。
はっ、管理人があまり顔出さない方が某掲示板みたいに栄えるのか！？

それは気のせいだと思われます。
ただ、俺の中では小説がこっち、駄弁るのが向こうという感じなんですよ。
という訳で小説なんだけど、蓑坂書けよ。
「プロレス、ハエ、校舎」の三題に続くって書いておいて続かないっていうことが起こってますよ？
七夕計画はすごいと思ったけど、もう二週間以上も前の話ですよ。
まあ、大丈夫ですよ。蓑坂なら書ける。
（自称）天才ですからね。

ちょっ、ちがっ。
せ、制服は、回収し忘れたわけじゃないんだから。

ということで、蓑坂です。
未雨。
殴らないでね。
あまりにひどいからって。
書くよ。
書けばいいんだろ。
ということで、書いてきました。
久しぶりに、かなりぶっ飛んだ小説を書けたので満足です。
楽しいね。
小説書くの。

続く？
んなもん続くわけねぇだろ……ってのは嘘で、ただめんどいだｋ(ry
いつか気が向いたら書きますね。

今回の蓑坂クオリティシリーズは、どちらも気に入っています。
加貝さんと、科挙（笑）には分かると思いますが、一つは死神のバラッド。、一つはキノの旅から原案を頂く形になってました。
てか、読み返したら、明らかにそれが頭の中にあって書いてるなぁと。
ま、分かんないかもね。
何ったって蓑坂クオリティだからね。
まあ、正しくは蓑坂格差クオリティだけどね。

さ、これからニコニコ行くぞー

ニコニコなんて嫌いだー。
は？ニコニコ動画？
何それおいしいの？

はい。
ニコニコのプレイヤーがツンで、動画を見せてくれません。
対処方法の欄のを全てやっても直りません。
だから、ネトゲに走りたいと思います。
皆さん、今まで応援ありがとうございました。

なぜ誰も来ないんだ？（特に加貝さん）
折角書いたのに……。（加貝さんに読んで欲しくて書いたのに……）
全く来ない過疎地域ですね。（加貝さんが来ないせいで）
どこかの学校はもう夏休みだそうで。（ね？加貝さん）
うらやましいですなー。（ね？加貝さん）

ニコニコのプレイヤーがデレてくれません。（加貝さんが来ないせいで）
どうにかしてください。（加貝さん）
てか、誰かこいよ。（加貝さんが来ればいいじゃない）

それではー

旅行から帰ってきた。
蓑坂…夏休み長いのも考え物なんだよ？
宿題多いし、生活リズム崩れやすいし、太るし、サッカーできなくなるし、寮生帰るから遊びに行こうにも人が半分いないし、特にすることないはずなのに宿題する気が起きてこないし、…etc

無い物ねだりっていうんだろうね。
多分逆の立場なら羨ましいって言ってると思うよ。
別に不満を感じているわけでもないしね。
と、よく分からないことを述べてみた加貝でした。

……三題に関しての感想がないだと……。
誰が夏休みの話をしろと？

ということで、蓑坂です。
折角書いたのに…………。
科挙（笑）は来てもないし。
案外お気に入りなのになー。
未雨はちゃんと感想書いてくれるよね？

いや、ごめんなさい。
面白かったよ。
二つ空いてるのが気になったけど面白かったよ？
ただキノの旅と死神のばらっとはよくわかんない。
似てたか？
もう一回読み直してみる。

次回作も期待しています。

さてさて。
誰もレスをつけてくれない……。
書くこと無いな。

それではー
何しに来たんだ？

ニコ見れないんだよ、ちくしょぉおおおおっ！

すみません、取り乱しました。
最近、かなり容量が重くなり、ニコをすると作業が出来なくなります。
風景画…はね…青い春ですよ、青い春…。

某サイトにも書いたがスルーします。

自分で出した御題をやっと駄作で埋めました。気が向いた方はどうぞ。

では、科挙でした。

お題の続きを書いてみました。
最近、人様の続きを書くことが好きだ…とか言ってみます。

小説書きましたが…申し訳ありません。
稚拙な作品であることもありますが何より発想というか創造力が貧困のため、キーワードをあんな使い方にしか出来ませんでした。
誠に申し訳ありません。
他の方法が思いついたら直してみようと思います。

僕は、走っていた。
今日は、七月七日。
つまり、七夕だ。
よく晴れた。
これなら今年は、ちゃんと会えそうだ。

僕にとって、七月七日は特別な日だ。
七年前も、そして今も。
七年前、彼女は転校した。
祖母の死とともに。
あの日のことは、忘れようにも忘れられない。
彼女が、僕の家まで来たのだ。

彼女が歩いてくるのが二階の窓から見えた。
急いで下へ向かう。
「どうかした？」
よく見ると、彼女は泣いているようだ。
「どうしたの？」
もう一度聞く。
「おばあちゃんが……死んじゃった」
「え？」
僕には、その言葉に含まれる本当の意味が分かった。
「そう」
「うん」
彼女とは、一番よく話をする。
もちろん、彼女の祖母が死んでしまったら、転校しなきゃいけなくなるかもしれないことも知っていた。
「じゃあ、頑張ってね」
僕には、これが精一杯だった。
走り去っていく彼女から何かが落ちた。
それを拾い上げると、ポケットにしまった。

僕はその後、彼女を探し続けた。
彼女が来るのは、一回忌の時と、三回忌の時だ。
また、七月七日がやってくる。

今日は、彼女の祖母の一回忌だ。
もう、学校は休む。
歩きまわっていたら、そのうち会えるだろうと思っていた。
しかし、そう甘いものではなかった。
結局、歩き回っただけだった。









………………………疲れたんでやめていい？

それでも僕は歩き続けるしかなかった。
気がついたときその日の七夕は終わっていた。

今日は、彼女の祖母の三回忌だ。
また学校を休む。
今では当たり前のように着ている制服を纏って。
今度は会えると信じて。
それでも歩き続けただけだった。

今日は彼女の祖母の七回忌だ。
学校を抜け出した。
机の上にシャーペンとノートを置き去りにして。
受験のことは忘れて。
短冊を握り締めながら。
だんだん太陽が沈んでいく。
それでも歩いて、走って。
そして七回の七夕を経て。
僕は彼女を見つけた。

…衝動的に書いてみた。
蓑坂が何も書かないから。
試しに書いてみた。
蓑坂的に不満があるなら科挙に言ってくれ。
そして科挙の批判は一切受け付けません。
ではでは。

ありがとうございます。
加貝さん上手いじゃない。
やっぱり読んだ冊数の差か。

七夕企画に乗ってくれた人が加貝さんしかいない件について。
みんな七夕企画やろうよー。

それではまた

「何やってるの？」
「ん？短冊作ってるんだよ。みりゃ分かるだろ。」
「まぁ…そうなんだけど…。」

あいつと再開した昨日、私はそのまま泣き崩れて眠ってしまった。
あいつはそんな私を家まで送ってくれて、そしてあいつと共に今日を迎えている。

「もう七夕終わったんだけど。」
「地方によっては八月七日が七夕の日だってあるんだぜ？だから俺達もそれにあやかって、一ヶ月ほど前にお願いを書いとくことにする。」
「…屁理屈だよね、それ…。」
「なんとでも。」
あいつは楽しそうに短冊を切りながら願い事を書く。
「何書いてるの？」
「『お金持ちになりたい』」
「…それ、六歳の頃から変わってないじゃん。」
「よく覚えてるな。」
あいつはそう言って顔をくしゃっとしながら幸せそうに笑みを向ける。
（…馬鹿じゃないの。）
私は小さく心の中で毒づく。
また、会いたいなんていう私の願いをずっとずっと持っていてくれて、叶えてくれるなんて。
「…お前も書けよ。」
「え？」
「ほら、余ってるんだから。」
「う、うん。」
私は手渡された短冊をぼんやりと見つめる。
「…会えてよかった。」
「え？」
私は短冊に願い事ではなく感謝の気持ちを綴る。
「別に願い事じゃなくてもいいんでしょ？」
「そういうもんだっけ。」
「そうそう、そういうもの。あ、もう一枚貰っていい？」
「どーぞ。」
私は綺麗な浅葱色の短冊を手に取る。
これは彼に見つからないように何気ない顔をしながら書いて、笹につるす。
「何て書いたんだ？」
「内緒。」


いつか、私の願いを叶えてくれたように。
私も彼の願いを叶えられますように。

あ、↑の文章、誤字がありました。
書いておくことにする、です。
パスの設定をしていなかったので直せそうもありませんので…。
すみませんでした。

相変わらずで、流石Michiyaと言いたいところだけど、結構でかいミスをやらかしているので訂正をしたいと思います。

六歳の時に「お金持ちになりたい」って書いたのは彼の妹なんですが…。某BBSに書いてあるのを参照。

自分にしては大きなミスを見つけたのでつい言いましたが作品自体は秀逸です。てかいちゃもんつけてすまん。

では、科挙でした。

…あっ…。
あ…。
あぁぁ…。

蓑坂様、すみませんでした！！

朝だったからだと言ってみる。
スペインが勝ったとかどうとか気にしてたからだと言ってみる。
そもそも四時に起きたからだと言ってみる。


色々言い訳してますが、本当うっかりしていました。
ごめんなさい…。
消したいのに消せない…。

いえいえ。
途中で放棄したの僕ですからね。
読んでてあれ？と思ったことも伏せてご報告申し上げます。

未雨は上手いよね。
うん。
行動力しかない僕を助けて。
えっと……続きを科挙さんが書いてくれたら、続けます。
すべては科挙さんの双肩かかっています。
未雨と加貝さんと、僕の期待を一心に背負った科挙さんは、どういう行動に出るのでしょうか？
乞うご期待。

それでは～